2018年7月23日
【8/5(日)開催】講座・特別見学「守り受け継がれた文化財-水戸空襲と弘道館-」を開催します。
昭和20年(1945)8月2日未明の水戸空襲により、弘道館は八卦堂や孔子廟などを焼失しました。焼夷弾の火の粉は正庁にもおよびましたが、市民による消火活動で奇跡的に焼失を免れました。正庁玄関には今も当時の焼け焦げた跡がのこっています。この講座・特別見学では、水戸空襲時の状況に関する解説のあと、日本遺産の構成文化財である弘道館にのこる空襲の傷跡を見学し、大切な文化財として守り受け継がれた弘道館の歩みをふり返ります。
また、第二次世界大戦終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の指令のもと、消失の危機にあった「弘道館記拓本」が、市民によって救い出され、大切に保管されてきました。この「弘道館記拓本」を特別公開します。
(1)講座「守り受け継がれた文化財-水戸空襲と弘道館-」
・日時 平成30年8月5日(日)10時〜12時
・場所 弘道館至善堂
・内容 10時〜10時40分 講座
10時40分〜12時 特別見学(空襲の痕跡が残る正庁玄関,孔子廟,弘道館記碑,弘道館記拓本等)
・講師 弘道館事務所 小圷主任研究員
・定員 80名(事前申込なし)
(2)「弘道館記拓本」特別公開
・時間 平成30年8月5日(日)9時〜17時
・場所 弘道館正庁
・内容 昨年度寄贈された戦後のGHQの指令による消失を免れた弘道館記拓本の特別公開を行います。
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/p_kabetsu/index.php?detail=true&page=kodo&ind=1544